大阪弁NAMBAなんなん 川柳コンテスト

平成30年 第22回入選作品紹介2018/11/30

大阪弁NAMBAなんなん 川柳コンテスト

全国より一般募集いたしました「大阪弁川柳コンテスト」に、総数5,036通もご応募がございました。 
11月5日に、川柳作家の大西泰世氏、そして大阪弁川柳コンテスト実行委員会にて、審査会を開催し、入賞作品が決定いたしましたのでお知らせいたします!

なんなん大賞

「知らなんだ 世界三位の 住みごこち」(中川啓治 様/70歳 大阪府)
英国の調査情報によれば、世界で「住みたい街」三位に大阪が選ばれたそうです。改めていい街に住んでいたんだなぁとびっくりしました。これからも誇りをもって生活していきます。

優秀賞

「警察も セコムをせんと あかんなぁ」(植松孝悦 様/53歳 東京都)
捕まえた容疑者に逃走されるようでは…
「歴史的 髪型漫才 デビューやな」(穂苅 敏 様/54歳 北海道)
歴史的米朝首脳会談がシンガポールで行われ、世界中の注目を浴びました。

佳作

「キャッシュレス 電子化ちゃうで 無一文」(中山 清 様/45歳 熊本県)
貧乏過ぎて財布の中身がキャッシュレスです。
「月旅行 旅費にゾゾっと しますがな」(鍬田美奈子 様/66歳 熊本県)
月旅行の旅費、高くてびっくりです。
「ハロウィンは まだやでオカン そのメイク」(野口陽子 様/53歳 埼玉県)
大阪で魔女のような派手なメイクをしたおばあさんを発見!私の母とあまり変わらない歳だと思うので、娘になったつもりで、思わずツッコミを入れたくなりました。
「暑すぎて 蚊も緊張の 夏やった」(中井康司 様/65歳 京都府)
今年はどことも蚊が少なかったらしい。いつもは蚊取り線香に「キンチョーの夏」なんやけど、流石の暑さに殺られると思うて、そっちに緊張したんやろね。
「貴乃花 出し投げちごて 投げ出しや」(楠畑正史 様/74歳 大阪府)
元横綱の貴乃花が親方を退職しましたが、その説明や理由は少し不可解な気がして、決まり手は「投げ出し」でしょうか。
「阿波踊り どっちが阿呆か わからへん」(吉野信幸 様/58歳 埼玉県)
市と踊り手の対立。観光客は減少とか。
「オプジーボ 半端ない値が 癌でんな」(西滝一彦 様/72歳 大阪府)
ノーベル医学・生理学賞に京大の本庶佑特別教授に贈ると発表された。研究成果はがん新薬オプジーボ。しかし価格が高い、当初100ミリグラム約73万円、値下げもしたがまだ高い。
「何じゃこれ チャイナタウンか 黒門は」(松田圭悟 様/77歳 大阪府)
この夏久しぶりに黒門市場を訪ねてびっくり!まさしく中国語が席巻していました。
「タイガーは 勝ったが トラはあきまへん」(谷口東風 様/74歳 大阪府)
タイガー・ウッズは5年ぶりに復活の優勝をしたが、阪神タイガーズはもう13年優勝から遠ざかっています。日本シリーズで優勝したのは遥か33年前にもなります。
「嫁はんと 抱きおうたほど よう揺れた」(畠 房生 様/62歳 兵庫県)

キャッチフレーズ賞

「好きやねん 難波辺(あた)りの 街あかり」(稲岡俊一 様/74歳 東京都)
大阪時代に難波辺りの街あかりが好きで、夜遅くまで、ウロウロしました。