大阪弁NAMBAなんなん 川柳コンテスト

令和元年 第23回入選作品紹介2019/11/29

大阪弁NAMBAなんなん 川柳コンテスト

全国より一般募集いたしました「大阪弁川柳コンテスト」に、総数5,145通もご応募がございました。 
10月29日に、川柳作家の大西泰世氏、そして大阪弁川柳コンテスト実行委員会にて、審査会を開催し、入賞作品が決定いたしましたのでお知らせいたします!

なんなん大賞

「キャッシュレス そらタダちゃうで おじいちゃん」(吉岡敏郎 様/77歳 東京都)
日本もキャッシュレス時代へ。でも、おじいちゃん、タダになるという意味じゃないよ。勘違いしないでね。

優秀賞

「旅客機は アルコールでも 飛ぶんやな」(奥井英樹 様/52歳 北海道)
続いたパイロットの飲酒。怖いですね。
「そうやったん 高いはずやん 電気代」(白石賢二 様/59歳 福岡県)
関西電力の役員の原発のある町の関係者から金銭授受が問題になっているが、このようなお金が電気代に上乗せされているから電気代が高いと思った。

佳作

「十連休 パートのおかん 泣いてはる」(髙橋多美子 様/58歳 北海道)
天皇陛下の即位で十連休となったが、休めて喜ぶ人もいる反面、パートの時給制の人は収入が減ってしまって泣きの涙という事に。
「扇風機 えらい小そう なりはった」(寺片玲子 様/56歳 大阪府)
猛暑で街中ハンディファンをもった人がいっぱい。
「やい秋刀魚 せんでええねん ダイエット」(石橋直子 様/77歳 大阪府)
今年の秋刀魚は不漁の上に細くて高い、もう庶民の味方ではなさそうです。   
「将棋やれ ラグビーやれと 言うオカン」(杉村一日出 様/79歳 大阪府)
「食べもんを 喰いもんにする 消費税」(西滝一彦 様/73歳 大阪府)
経費の大部分が生活必需品。食料費10月から消費税が10%に、庶民の懐が増々苦しくなる。
「いつやろか 隣の国と ノーサイド」(梶 政幸 様/54歳 千葉県)
なかなかラグビーのようにはいかないようで。
「カジノやて うちらの家計 火事やのに」(西村芳和 様/67歳 滋賀県)
カジノは雲の上の話。
「洋服も 旦那選びも サイトやて」(辻 厚子 様/61歳 京都府)
最近、洋服やカバン、靴などの買い物をネットでする人が増え、婚活もネットでする人が多くなり、洋服を選ぶのと同じ感覚で結婚相手も選んでいる人が増えていると思いました。
「ゼニ足りん チケットようけ 当ててもた」(森田和城 様/51歳 大阪府)
東京オリンピックのチケットの抽選、知り合いがこんなうらやましいボヤキを発しておりました。
「ほかされた タピオカ見つけ 並ぶ蟻」(近藤勇介 様/33歳 愛知県)

大阪弁特別賞

「お聖はんの 大阪弁が もう聞けん」(綱島榮子 様/72歳 大阪府)
田辺聖子さん、カモカのおっちゃん待ってはったけど私は寂しい

キャッチフレーズ賞

「元気やで NAMBAなんなん 令和かて」(鈴木冨士夫 様/69歳 埼玉県)
平成29年に60周年を迎えたNAMBAなんなん。年号が変わっても元気さは健在でした。